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皆さんは犬や猫のお尻には肛門腺という分泌腺があるのをご存じですか?

ねこちゃんに比べるとわんちゃんを飼われている方の方が、定期的に絞ってもらっているので知っているという方が多いかもしれません。

肛門腺とは、肛門を中心とした4時と8時の位置にある、肛門嚢という強い臭いがする分泌液を溜めた袋状の分泌腺を指します。

マーキングに利用したり、犬同士や猫同士でお尻を嗅ぐ動作を見る事がありますが、この肛門腺の臭いをチェックすることで他者の認識をしているのです。

通常は肛門嚢に溜まった分泌液は、排便時に一緒に少しずつ排泄されていきますが、ごく稀にうまく排泄されずに溜まってしまう場合があります。

分泌液の形状は様々です。サラサラな子もいれば固めのペースト状だったり、肛門嚢の位置も基本的には同じ場所ですが出にくい場所にあるという事もあります。

分泌液が溜まり過ぎてしまうと炎症を起こし、更に悪化してしまうと肛門嚢が破裂してしまうこともあります。

肛門腺を絞るのは少し難しいので、ペットたちがお尻を気にしている様子や赤み・腫れなどいつもと違うと感じたら早めにご来院くださいね。

 

❄️今月のベストショット❄️

日野市多摩平にお住まいの桑原様宅ニコラちゃん(ノルウェージャンフォレストキャット 6才 ♀)です。

穏やかな性格で誰にでも懐きます。
いつも尻尾をゆっくりフリフリしてかわいいです。