今月の臨時休診はございません。
普段から私たちは当たり前のように野鳥たちの姿を目にすることができます。
春から夏にかけて、多くの野鳥たちの子育てシーズンです。
ツバメが巣を作り、雛たちに餌を運ぶ姿を見たことがある人も多いかと思います。
そこで、もしも巣から落ちてしまっている雛を見つけたらどうすればいいのでしょうか?
思わず助けたくなってしまいますが、基本的にはそのままにしておいてあげましょう。
多くの場合は、地上にいる雛を親鳥は近くで見守り、餌を与えていることが多いです。
したがってここで人が介入してしまうと親鳥が警戒してしまい雛に近づかなくなったり、親鳥と引き離すことで弱ってしまうことがあります。
猫やカラスに狙われる心配があるようでしたら、そっと茂みの中に移す程度に留め、できるだけ見守るだけにしてあげてください。
では地上にいる雛がケガをしていたり、明らかに様子がおかしかったらどうすべきでしょうか?
野鳥は鳥獣保護管理法によって、許可なく捕まえてはいけないことになっています。卵や雛がいる巣を壊しても違法行為となります。
ですので、まずは各都道府県や市町村の野鳥関連を担当している窓口や団体に連絡し、指示を仰いでください。
また毛が生えそろっておらず、目も開いていないような雛の場合で巣が近くにある時は、手袋などをしてそこに戻してあるといいでしょう。
外でよく見かけるスズメ・ハト・カラスなどは、私たちの身近な存在です。しかし彼らはあくまで「野生動物」です。彼らの子育てにはできるだけ介入せずに、見守ってあげて下さいね!
🍧今月のベストショット🍹
日野市旭が丘にお住まいの阿部様宅ダンちゃん(ミックス♂10才)です。
いつもお世話になっております。
とても甘えん坊ですがビビリな男の子です。
これからもどうぞ宜しくお願いします。